セッション受付中|今年は、静岡(浜松市)でお会いします。

シルクの布──夢に届いた不思議なメッセージ

ルルドで見つけた三位一体の天使が描かれた金色のシルク布

フランスのルルドの泉に行くことが決まる少し前、
私はある夢を見ました。

夢の中で、誰かがやさしく語りかけるようにこう言ったのです。
「シルクの美しい布を買ってきて」

それが何を意味するのかはわかりませんでしたが、
不思議と心に残るメッセージでした。

目次

祈りの町ルルドで出会った金色の布

そして迎えた、ルルドへの巡礼
聖なる泉のまわりには、祈りのグッズを集めた小さなお店が並んでいました。

ふと立ち寄ったその一軒のお店で、
わたしの目を引いたのが、

金色に輝く、柔らかなシルクの布。
そこには、3人の天使が静かに並んで座っていました。

まるで、夢で示された布が
ここで私を待っていたかのように感じられたのです。

三位一体を思わせる神聖な姿

その布は大きく、タペストリーにもなるサイズ
光を柔らかく包み込むような金色の上に、
天使たちが穏やかなまなざしで描かれていました。

3人の天使が並ぶ姿は、どこか
「三位一体」を思わせる、神聖な気配をまとっていました。

絵の正体は、アンドレイ・ルブリョフの《至三聖者》

後になって知ったのですが、
そのシルク布に描かれていたのは、

ロシアの画家アンドレイ・ルブリョフによる
有名なイコン《至三聖者(トロイツァ)》でした。

これは、旧約聖書に登場する
マムレの樫の木のもとに現れた3人の天使」の場面を描いたもので、
キリスト教では三位一体の象徴とされています。

天使たちは、今もそばで見守ってくれている

夢に現れた「シルクの布」という言葉。
それは偶然ではなく、
祈りの場へと導かれたサインだったのかもしれません。

いまでもその布は、
わたしの暮らしの中に静かに存在し、

天使たちのまなざしが、
やさしく、そっと心を包んでくれている気がします。

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