セドナツアーで出会った神秘の使者– モンテズマ城での不思議な出来事 –

断崖に刻まれた、時を超える住まい
アメリカ・アリゾナ州セドナへのツアーで訪れたのは、Montezuma Castle National Monument(モンテズマ城国立遺跡)。
12世紀頃、シナグア族が築いたとされるこの場所は、切り立った崖に溶け込むように佇む、
5階建て・20部屋の集合住宅跡です。
静かにそこにあるだけで、どこか懐かしく、
胸の奥に語りかけてくるような不思議な存在感がありました。
モンテズマ城という名に隠された歴史
「モンテズマ城」という名前は、
一時期この地がアステカ帝国の王モンテズマと関係していると信じられていたことに由来しています。
しかし実際には、ここを築いたのは「シナグア族」と呼ばれる先住民たちです。
「シナグア」とは、スペイン語で「水のない人々」を意味し、過酷な乾燥地でたくましく生きていた人々です。
彼らは アナサジ族の一部とも言われており、その存在は今もなお多くの謎に包まれています。
この地には”見えないけれど確かにある“何か”が息づいているのです。
奇跡の訪れ – 玉虫色のメッセージ
ワークを終え、駐車場へ向かおうとしたその時です。
思いがけない奇跡が起きました。
先ほどの聖地から、突如、2匹のタマムシ(玉虫)が私の方へ飛んできました。
一匹は手に、もう一匹は頭にそっととまりました。
ツアーの参加者の手にも、別れを惜しむかのようにとまりました。
七色にきらめくその光。
まるで「あなたの祈りは届いたよ」と優しく告げてくれているようでした。
彼らは、しばらく私のそばにいたあと、静かに羽ばたいて、再びあの聖地へと戻っていきました。
まるで、
この地に宿る古代の魂が、私たちを見守ってくれていたかのような出来事でした。

砂漠のオアシスで行った祈りのワーク
遺跡から少し歩いた先にある、聖なる湧水の泉。
地下洞窟から湧き出る天然泉で、独自の生態系をもつ神秘的な場所です。
木々が揺れ、水音が静かに響くその場所は、
まさに砂漠のオアシス。
私は、ツアーの参加者さんへ、メッセージを届けるワークを行いました。
深呼吸をするように、私たちは大地に身をゆだね、内なる感覚に耳を澄ませました。
その時間はまるで、
時空を超えて古代の記憶とつながるような、神聖なひとときでした。
この地にしかない静けさと深さ
モンテズマ・ウェルは、砂漠に湧き出る神秘的な泉です。
祈りと自然が交差する特別なエネルギースポットとして、今もなお、大地に命をもたらし続けています。
セドナの中でも、この場所にしかない静けさと深さがあり、訪れる人の心に、そっとふれてくれる、
時を超えた聖地です。

あなたの中に眠る「メッセージ」に耳を澄ませてみませんか?
たとえば、ふと見つけた羽。
同じ数字を何度も目にすること。
風がやさしく頬をなでた瞬間に、ふと浮かぶ誰かの顔。
なぜか涙が出そうになる風景。
それはもしかしたら、
見えないけれど確かにある “なにか” からのサインかもしれません。
あなたの中にずっとある祈りへの、小さな「こたえ」なのかもしれません。
つい、見過ごしてしまいそうなその合図に、少しだけ耳を澄ませてみませんか。
「あなたの想いは、ちゃんと届いているよ。」
そんな声が、あなたの胸の奥に、そっと響いてくるかもしれませんね。