借り物の羽

借り物の羽
「最も美しい鳥を王とする」
そう告げられたカラスは、他の鳥の羽を身にまとい、誇らしげに身を飾った。
しかし、それらは一瞬で剥ぎ取られ、
最後に残されたのは、元通りの黒い羽だった。
私たちもいつしか、
「自分ではないもの」をまとって生きていないだろうか。
装い、持ち物、肩書。
確かにそれらは、私たちを彩ってくれる。
だが、それらを一枚ずつ脱ぎ捨てたとき、
あなたの元には、何が残るだろうか。
参考:イソップ「The Vain Jackdaw & his Borrowed Feathers(虚栄心の強いカラスと借り物の羽)」

